2022年4月:
日本一の桜の名所とも称される吉野の千本桜を見て来た。吉野桜の起源は1300年前まで遡り、神の住む理想郷と考えられていた吉野山に、桜こそご神木にふさわしいとして植え続けられたのだそうだ。吉野山の桜はシロヤマザクラが中心で、一般的なお花見で見られるソメイヨシノなどの後に見ごろを迎えるので、訪問時期をずらせるのも嬉しい。
しかし、日本一の桜の名所の見ごろには観光客が全国から集まるので、交通機関はいづれも大混雑だった。行きの急行列車は始発駅から乗ったので座れたが、そうでなければ混雑の中2時間以上立ちっぱなしになっていた。当日、私たちは特急列車の席を買えなかったので、事前に予約をしておいた方が良さそうだ。吉野山に着いてからもロープウェーとバスは大行列で、私たちは上千本まで歩くことにした。
途中、吉水神社から一望できる「一目千本」が必見だったみたいだが、下調べ不足でスルーしてしまった。残念である。
昼食は、日当たりが良く桜が一望できる場所で、持参したおにぎりを食べた。
帰りは途中の土産物店に立ち寄って、葛餅や酒粕ソフトクリームを食べたり、吉野の日本酒を買いながら下った。
今回は下調べが不十分だったのと、自宅から吉野山までの移動時間が長く、翌日仕事のため長居ができなかったのでバタバタしてしまった。吉野山は紅葉も素晴らしいそうなので、またいづれゆっくり訪れたいと思った。
10:30 吉野山駅
11:00 黒門
12:00 上千本
12:20 昼食
14:30 吉野山駅