2021年3月:
しだれ梅で有名な城南宮へ行ってきた。ここのしだれ梅は咲き始めから満開、散り始めの梅の絨毯と3段階的に楽しめるが、今回は梅の絨毯を見てきた。その後、伏見稲荷大社の千本鳥居をくぐって稲荷山を登頂して来た。
JR京都駅からは京都らくなんエクスプレスを利用した。通勤メインで利用されているバスのようだが城南宮へ行くのに便利だ。コロナの影響で休日は減便されていたが、運良く朝の最終便に乗れた。
城南宮の神苑に入ると梅の香りが漂ってきた。鳥のさえずりや小川のせせらぎが聞こえる美しい庭園だった。
しだれ梅はまるでこぼれ落ちるように上から下まで咲きほころんでいた。
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緑色の苔に覆われた地面の上に桃色の花びらが散らばって、とても綺麗な梅の絨毯になっていた。
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梅林を抜け椿の小径に入ると、しだれ梅と苔と落ち椿が、桃色、緑色、赤色のコントラストを作り出していた。
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椿の小径の土手は起伏があり、歩を進めるごとに光の反射で見え方が変わって面白かった。
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昼食は城南宮から徒歩で行ける”手作りハンバーグの店とくら”に行った。肉汁たっぷりのハンバーグの人気店なので30分近く待った。
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その後、バスで伏見稲荷大社へ移動した。
五穀豊穣や商売繁盛の神様を祀る稲荷神社は全国に3万社あると言われ、伏見稲荷大社はその総本宮になる。広大な境内のいたるところに神のお使いの狐が祀られていた。
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本殿と外拝殿。
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本殿の先へ進むと千本鳥居の入り口があった。
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一本一本の鳥居には奉納者の願いが込められている。朱色の鳥居を通り抜けている間中、なんとも不思議な気分になった。
稲荷山最高峰にある一ノ峰(上社神蹟)。かつて聖なる祠があった場所なのだそうだ。
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やや急ぎ足で稲荷山を登頂して来たが、とても広いので全て回れなかった。細かな部分に目を向ければ一日中でも滞在できる場所なので、また暖かくなったら来てみたい思う。
10:05 京都駅八条口(京都らくなんエクスプレス)
10:20 城南宮(神苑600円/大人)
11:45 ランチ
12:35 バス
12:50 伏見稲荷大社 登山開始
14:10 伏見稲荷大社 登山終了