ヤラ・バレーのワイナリー!デ・ボルトリ・ワインズ、イエリング・ステーション・ワイナリー、他

2019年1月 (1AUD=77JPY):

2019年の年始。オーストラリア、ヴィクトリア州メルボルン郊外のヤラ・バレーのワイナリーを現地3日間で周遊してきた。ウーバーの運行状況が良くなかったので、レンタカーでワイナリーを巡った。予約が必要なワイナリーは少なかった。通信には、OptusのプリペイドSIMカードを、メルボルン国際空港到着時に購入した。

ワイナリー選びは、主にオーストラリア国内のワインアワードを参考にした。

 

今回訪問したワイナリー、他
・フォー・ピラーズ・ジン(ジンの蒸留所)
・セビリア・エステート
・レヴァンティン・ヒル・エステート
・イエリング・ステーション・ワイナリー
・デ・ボルトリ・ワインズ
・パント・ロード

 

旅程
1日目 グレート・オーシャン・ロード~ヤラ・バレー
2日目 ヤラ・バレーのワイナリーでテイスティング
3日目 ヤラ・バレー~メルボルン国際空港~チャンギ国際空港~羽田国際空港

ヤラ・バレーの地図

 

1日目:1月2日(水)
前旅程グレート・オーシャン・ロード・ドライブ旅を終え、ヤラ・バレー最初のワイナリー、セビリア・エステート(Seville Estate)に16時ごろ到着した。ここは、ワイナリー中心部から離れた場所にあるので先に済ませておきたかったのだが、1月3日から営業の看板が出ていた。その後、お土産を買う為に立ち寄ったティー・カンパニー(Tea Company)やコールドストリーム・デイリー(Coldstream Dairy)も年始のためか休業中だった。

ヤラ・バレーの風景

気を取り直して、フォー・ピラーズ・ジン(Four Pillars Gin)へ向かった。ここはジンの蒸留所で、オーストラリアの植物を主原料にして作っている。世界的な賞を受賞している。蒸留所の中を見学し、運転をしない私だけテイスティング(10ドル)をした。お土産にNAVY STRENGTH(100ドル=約7,800円)を購入すると、ティスティングが無料になった。

ジュニパーベリーを中心に、商品ごとに異なるボタニカルを使用している

ザ・スタジオ・ヤラ・バレー(The Studio Yarra Valley)にチェックインをしてシャワーを浴びると、夕食の予約をしているディクソンズ・クリーク・カフェバー&グリル(Dixons Creek Cafe Bar & Grill)へ行く為にウーバーを呼んだ。しかしなかなか来ない。1台目にはキャンセルされてしまい、その後呼んだ2台目は、来るまでに時間がかかった。結局、1時間遅れてレストランに到着した。メイン2皿とアルコール数杯で129.50ドル(約10,100円)。

食後、コテージへ戻るためにウーバーを呼ぼうとしたところ、スマホの画面上にウーバーはいなかった。時間が遅いので帰宅してしまったのだろう。レストランのスタッフにタクシーを頼んだが、もう走っていないと言われた。途方に暮れていると、これから帰宅するオーナーの車で送ってもらえることになった。

16:00 ヤラ・バレー
16:30 フォー・ピラーズ・ジン
18:00 ザ・スタジオ・ヤラ・バレーにチェックイン
20:00 ディクソンズ・クリーク・カフェバー&グリルで夕食

 

2日目:1月3日(木)
ヤラ・バレーには、熱気球に乗って葡萄畑とサンライズを鑑賞する人気のアトラクションがある。その熱気球を見ようと、朝から車で探し回った。しかし車道からは視界を遮るものが多く、熱気球を探すのは意外と難しかった。ようやく見つけることができたのは、熱気球が着陸態勢に入った頃だった。

コテージに戻ると朝食を作ってテラスで食べた。朝食用の食材はチェックイン時に揃えられていた。手作りと思われるパンやジャム、卵や牛乳やヨーグルトなどがあった。

熱気球
テラスで朝食

ウーバーが実用的でないことがわかったので、この日のワイナリー巡りは夫が運転をすることにした。

最初にスーパーのウールワース(Woolworths)に立ち寄り、酒売場でイエリングバーグ(Yeringberg)のカベルネ・ブレンドを探した。年に1度しか入れないワイナリーらしく、店舗でワインを探すしかなかった。 カベルネ・ブレンドはなかったが、シャルドネ(65ドル=約5,070円)があったので購入した。シャンドンのスパークリングワイン(41ドル=約3,200円)も購入した。

ワイナリー1件目はセビリア・エステート(Seville Estate)。オーストラリアのワイン評論家であるジェームズ・ハリデー賞を多数受賞している。リザーブワインが飲める20ドル8ワインをテイスティングした。お土産にはリザーブ・シラーズ(Reserve Shiraz:70ドル=約5,500円)を購入。

とても評価の高いワイナリーなので、個人的にはヤラ・バレーの本命だった。期待以上でどのワインも大変美味しかった。

次のワイナリーに行く前に、ヤラバレー・ショコラトリー・アンド・アイスクリーム(Yarra Valley Chocolaterie & Ice Creamery)に立ち寄り、お土産のチョコレートを購入した。

2件目はレヴァンティン・ヒル・エステート(Levantine Hill Estate)。ロンドンのワイン賞を受賞している。お土産にシラー(Syrah:80ドル=約6,240円)を購入すると、テイスティング18ドル5ワインが無料になった。

次のワイナリーへ向かう途中、ヤラ・バレー・デイリー(Yarra Valley Dairy)でお土産のチーズを購入した。

3件目はイエリング・ステーション・ワイナリー(Yering Station Winery)。古くからあるワイナリーで、ジェームズ・ハリデー賞を受賞している。15ドル5ワインをテイスティングした。

4件目はデ・ボルトリ・ワインズ(De Bortoli Wines)。レストランが評判のワイナリー。ランチをしながらワインを飲むつもりだったが、レンタカーで移動することにした為、訪問する順番を変えた。テイスティングする時間がなかったので、お土産に貴腐ワインのノーブル・ワン(Noble One:36ドル=約2,808円)を購入するのみとした。

最後はパント・ロード(Punt Road)。16時に予約を入れておいた。メルボルン・ワイン賞を受賞しているワイナリー。少人数のテイスティングは無料。お土産にブロック・11・カベルネ・ソーヴィニョン(Block 11 Cabernet Sauvignon:85ドル=約6,600円)を購入。

レヴァンティン・ヒル・エステート
デ・ボルトリ・ワインズの貴腐ワイン

イエリング・ステーション・ワイナリー
パント・ロード

その後、パント・ロードの隣にあるレストラン、メレトス(Meletos)へ移動。人気店なので予約を入れておいた。ドラフトビールとワインが飲めて、料理の評判もいい。ビールやワインを飲みながら夕食をとる予定だったが、運転があるのでピザだけ食べた。

メレトスのピザ

夕食の材料とワインをスーパーで買ってからコテージに戻った。キッチンはオーブンも付いているので申し分ない。ワイナリーで買ったワインを手料理と共に楽しむのが、このコテージ本来の使い方なのだろう。食材費29.35ドル(約2,300円)。ワインは、ジャイアント・ステップス(Giant Steps)のヤラ・バレー・LDR(Yarra Valley LDR)33ドル(約2,600円)。

カンガルー肉のソテー
ラムチョップのオーブン焼き

運転から解放された夫は、ようやくワインを堪能することができた。

テラスでワイン

芝生の上でワイン

05:45 熱気球探し
10:45 セビリア・エステート
12:30 ヤラバレー・ショコラトリー・アンド・アイスクリーム
12:45 レヴァンティン・ヒル・エステート
13:45 ヤラ・バレー・デイリー
14:30 イエリング・ステーション・ワイナリー
15:30 デ・ボルトリ・ワインズ
16:00 パント・ロード
16:45 メレトスで軽食
19:00 コテージで夕食

 

3日目:1月4日(金)
朝食の準備をしていると、静けさの中でゴーという音が響いた。熱気球のバーナー音だと分かったので、テラスに出てしばらく待った。前日は1時間くらい探し回ったが、コテージの近くのワイナリーからも飛び立っていたようだ。サンライズの中に浮かぶ熱気球はとても綺麗だった。

コテージから見たサンライズ&バルーン
サンライズと熱気球
テラスで朝食

06:00 サンライズと熱気球
08:30 コテージをチェックアウト
12:20 メルボルン国際空港発

 

感想
旅行前、ウーバーアプリでヤラ・バレーの運行状況を確認してみたが、普段は3台、週末でも4,5台くらいしか走っていなかった。実際に現地でウーバーを利用してみると、やはり実用的ではなかった。ワイナリーと牧場が混在しているヤラ・バレーはそれなりに広く、対するウーバーの台数は少なかった。団体ツアーやプライベートツアーを利用したり、ワイナリーや観光スポットが集まるヒールズビル(Healesville)地区に滞在するのも良いかもしれない。

探していたイエリングバーグのカベルネ・ブレンドは、メルボルン国際空港の出国後の土産店で売られていた。今回シンガポールでトランジットを予定していたので買わなかったが、次回は必ず買おうと思う。

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