ナパ・バレー&ソノマ・バレーのワイナリー!オーパス・ワン、スタッグズ・リープ、他

2018年5月(1USD=109JPY):

2018年のゴールデンウィーク。アメリカ、カリフォルニア州のナパ・バレーとソノマ・バレーのワイナリーを現地3日間で周遊してきた。ナパ・バレーまでレンタカーで行き、宿泊施設に車を置いて、ワイナリーのテイスティング巡りにはウーバーを利用した。予約が必要なワイナリーはネットで済ませておいた。通信にはG-CALLのアメリカ用プリペイドSIMを購入しておき、ロサンゼルス空港到着時にアクティベートした。ウーバーの設定も旅行前に済ませておいた。
ワイナリー選びは、AVA(アメリカ政府公認葡萄栽培地域)やぶどうの品種が偏らないようにした。また、パーカーポイント(以下PP)やその他のアワードを参考にした。

 

訪問したワイナリー
・シルバー・オーク・ナパ・バレー(Oakville AVA)
・オーパス・ワン(Oakville AVA)
・ケンゾー・エステート(Wild Horse Valley AVA)
・ロバート・ビアレ・ヴィンヤーズ (Oak Knoll District AVA)
・スタッグズ・リープ・ワイン・セラーズ(Stags Leap District AVA)
・プリースト・ランチ・ワインズ(Yountville AVA)
・ルイス M. マティーニ・ワイナリー(Spring Mountain AVA)
・シャトー・モンテレナ・ワイナリー(Calistoga AVA)
・ジョーダン・ヴィンヤード & ワイナリー(Alexander Valley,Russian River Valley AVA)
・デイヴィス・ファミリー・ヴィンヤーズ(Russian River Valley AVA)
・ランドマーク・ヴィンヤーズ(Russian River Valley,Sta. Rita Hills,Sonoma Coast,Carneros AVA)

 

旅程
1日目 ヨセミテ国立公園~ナパ・バレー
2日目 ナパ・バレーのワイナリーでテイスティング
3日目 ナパ・バレーでワイン購入~ソノマ・バレーでワイン購入~サンフランシスコ

ナパ・バレーの地図  https://www.visitnapavalley.com/wineries/winery-map/
ソノマ・バレーの地図  https://www.sonoma.com/maps/

 

Opus Oneのテイスティング・ワイン

 

1日目:5月2日(水)
前行程ヨセミテ国立公園を昼ごろ出発してナパ・バレーへ向かった。途中渋滞にはまり、18時半ごろリバーポイント・ナパ・バレー・リゾート(RiverPointe Napa Valley Resort)に到着した。

チェックイン後、オックスボー・パブリック・マーケット(Oxbow Public Market)まで20分ほど歩き、ゴッツ・ロードサイド(Gott’s Roadside)で夕食をとった。ワイン評論家ロバート・パーカーが絶賛するハンバーガーショップだ。カリフォルニア・バーガーが絶品で、ドラフトビールやワインも充実していた。

食後はマーケットで、翌日のおつまみ用にパンとチーズを買った。

マグロのアヒ・バーガー(手前)とカリフォルニア・バーガー(奥)

18:30 リバーポイント・ナパ・バレー・リゾート
19:30 オックスボー・パブリック・マーケット
20:00 ゴッツ・ロードサイド

2日目:5月3日(木)
この日は一日中、ナパ・バレーのワイナリーでテイスティングをした。

1軒目はシルバー・オーク・ナパ・バレー( Silver Oak Napa Valley )。カベルネ・ソーヴィニョンが自慢で、朝9時からテイスティングができる貴重なワイナリー。テイスティングに使ったロゴ入りグラスをお土産にもらった。30ドル3ワインを2人でシェア。

ワイナリー外観
テイスティングの様子

2軒目はオーパス・ワン(Opus One)。シャトー・ムートンの男爵とロバート・モンダヴィがこだわりぬいて作った、フランスとカリフォルニアのコラボワイナリー。10時に予約を入れておいた。ピクニックエリアで持参したパンやチーズと共にテイスティングをした。70ドル3ワインを2人でシェア。お土産にオーバーチュア(Overture:150ドル)を購入。

ワイナリー外観

お土産のOverture

3軒目はケンゾー・エステート(Kenzo Estate)。日本語ツアーがある貴重なワイナリー。12時にツアー&テイスティングの予約を入れておいた。日本人が作ったワイナリー。カリスマ栽培家がゼロから土壌改良し、幻のカルトワイン、スクリーミング・イーグルの醸造家がブレンディングを担当している。和食にも合うスッキリとしたワインだった。4ワイン付きツアーが1人80ドル。所要時間は1時間15分位。お土産にアスカ(asuka:135ドル)を購入。

このワイナリーは他と離れた場所にあってウーバーに接続できなかったので、帰りはタクシーを呼んでもらった。

ツアーの様子
テイスティングしたワイン

4軒目はロバート・ビアレ・ヴィンヤーズ(Robert Biale Vineyards)。ジンファンデルが自慢のワイナリー。14時に予約を入れていたが少し遅れてしまった。30ドル4ワインを2人でシェア。お土産にブラック・チキン・ジンファンデル(Black Chicken Zinfandel:38ドル位)を購入。帰国後飲んでみて、コスパも良いのでまた買いたいと思った。

ワイン畑
テイスティングの様子

5軒目はスタッグズ・リープ・ワイン・セラーズ(Stag’s Leap Wine Cellars)。1976年にフランスで行われたブラインドテイスティング(パリスの審判)で、赤ワイン1位になった有名なワイナリー。力強い赤だった。シャルドネも美味しかった。45ドル4ワインを2人でシェア。高価なワインの飲み比べができてお得だった。お土産にはS.L.V.カベルネ・ソーヴィニョン(S.L.V. Cabernet Sauvignon:185ドル位)を購入。

CASK23もテイスティングできた
テイスティング・メニュー

最後はプリースト・ランチ・ワインズ( Priest Ranch Wines )。19時まで営業している貴重なワイナリー。50ドル4ワインを2人でシェア。お土産には濃厚なダブル・バレル(Double Barrel:75ドル)を購入。

ロバート・ビアレ・ヴィンヤーズのブラック・チキン(左),
スタッグズ・リープのS.L.V(中央),プリースト・ランチのダブル・バレル(右)

夕食は、コールズ・チョップ・ハウス(Cole’s Chop House)に予約を入れておいた。ソムリエお勧めワインは、白がダットン・ランチ(Dutton Ranch)の葡萄を使ったレッド・マーレ(Red Mare)のシャルドネ。赤にはスタッグズ・リープを勧められたが、昼間行ってきたことを伝えると、代わりにアルファ・オメガ(Alpha Omega)を勧められた。

レッド・マーレのシャルドネ
ポーターハウス・ステーキ

09:00 シルバー・オーク・ナパ・バレー
10:00 オーパス・ワン
12:00 ケンゾー・エステート
14:00 ロバート・ビアレ・ヴィンヤーズ
15:00 スタッグズ・リープ・ワイン・セラーズ
16:00 プリースト・ランチ・ワインズ
18:00 コールズ・チョップ・ハウスで夕食

 

3日目:5月4日(金)
この日はナパ・バレーからソノマ・バレーに入ってお土産を買い、ゴールデン・ゲートブリッジを渡ってサンフランシスコへ移動した。運転があるのでテイスティングはせずに目的のワインを購入していった。

9時半にナパ・バレー・ワイン・トレイン駅(Napa Valley Wine Train)の中のワインショップでワイン箱を購入した。12本用と6本用の2箱で23ドル。

ワイン・トレイン
6本用ワイン箱

シルバラード・トレイルを北上し、10時過ぎにセント・ヘレナ地区のゴッツ・ロードサイドでカリフォルニアバーガーを食べた。美味しいので気に入ってしまった。

1軒目はルイス M. マティーニ・ワイナリー(Louis M. Martini Winery)。PP獲得のカベルネソービニヨン(38ドル、85ドル)を2本購入。

ワイナリーの中
お土産ワイン

2軒目はシャトー・モンテレナ・ワイナリー(Chateau Montelena Winery)。パリスの審判で白ワイン1位になったワイナリー。シャルドネ(58ドル)とカベルネソービニヨン(61ドル)を購入。

ワイナリー外観
お土産ワイン

3軒目はジョーダン・ヴィンヤード & ワイナリー(Jordan Vineyard & Winery)。テイスティングの評判がいいソノマの老舗。シャルドネ(33ドル)とカベルネソービニヨン(60ドル位)を購入。

ワイナリー外観
お土産ワイン

4軒目はデイヴィス・ファミリー・ヴィンヤーズ(Davis Family Vineyards)。ピノ・ノワール専門のPP獲得ワイナリー。ダットン・ランチ(Dutton Ranch:55ドル)とスター・リッジ(Starr Ridge:55ドル)の葡萄で作ったワインを購入。帰国後飲んでみた。余韻がとても長く、また買いたいワインだった。

お土産ワイン

最後はランドマーク・ヴィンヤード(Landmark Vineyards)。様々なAVAのワインを取り揃えているワイナリー。ピノ・ノワール2本、リッチなシャルドネ2本(各50ドル位)を購入。

ワイナリー外観
お土産ワイン

その後、ゴールデン・ゲート・ブリッジを通ってサンフランシスコ市内に入り、世界一曲がりくねった坂道と呼ばれるロンバート・ストリート通ってホテルにチェックインした。夕食は、ダンジネスクラブで有名なPPQ・ダンジネス・アイランド(PPQ Dungeness Island)へウーバーで行った。

ゴールデン・ゲート・ブリッジ
PPQの揚げ春巻き

PPQのダンジネスクラブ

食後、フィッシャーマンズ・ワーフまでウーバーで移動し、埠頭沿いを観光をしながらホグ・アイランド・オイスター(Hog Island Oyster Co.)まで歩いた。サンフランシスコのオイスターを堪能し、ライトアップされたベイ・ブリッジも観ることができた。

オイスター
レストラン前の夜景

09:30 ナパ・バレー・ワイン・トレイン駅
10:00 ゴッツ・ロードサイドで朝食
10:45 ルイス M. マティーニ・ワイナリー
11:50 シャトー・モンテリーナ・ワイナリー
12:45 ジョーダン・ヴィンヤード & ワイナリー
13:10 デイヴィス・ファミリー・ヴィンヤーズ
14:00 ランドマーク・ヴィンヤーズ
17:30 PPQ・ダンジネス・アイランドで夕食
20:30 ホグ・アイランド・オイスターで乾杯

 

感想
ナパ・バレーはウーバーが充実していて、テイスティング巡りにとても重宝した。

大量購入したワインを飛行機で運ぶのなら、ワイン箱はナパ・バレー・ワイン・トレイン駅で買える。私たちは空港内でも運べるように携帯台車を持って行った。ガムテープも持って行ったほうがいい。

ナパ・バレーは、価格が高くなりがちなカベルネ・ソーヴィニョンが中心なので、お土産ワインは比較的高価だった。ナパと比べると、ソノマ・バレーのワインは全体的にお手頃で、特にしっかりした味わいのピノ・ノワールはコスパが良いと感じた。

テイスティングの予約は、ワイナリーによって少人数では不要でも一定数以上では必要になるので、ホームページで確認する必要がある。

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