ナパ・バレー&リバモア・バレーのワイナリー!ジョセフ・フェルプス、クロ・デュ・ヴァル、ウェンテ・ヴィンヤーズ、他

2019年8月(1USD=106JPY):

2019年8月、アメリカ、カリフォルニア州のナパ・バレー(Napa Valley)とリバモア・バレー(Livermore Valley)のワイナリーを現地3日間で周遊してきた。通信用にアメリカとカナダ対応のKKプリペイドSIMカード(データ通信のみ)をネットで購入しておいた。

ナパ・バレーのワイナリーは全て予約が必要で、リバモア・バレーは全て不要だった。
ナパ・バレーのワイナリーは、前年訪問できなかったワイナリーから選び、リバモア・バレーのワイナリーは、SFクロニクル・ワイン・コンペティションを参考にして選んだ。

 

訪問したワイナリー
ナパ・バレー
・ヘンドリー・ワイナリー(Oak Knoll AVA)
・ジョセフ・フェルプス・ヴィンヤーズ(St. Helena AVA)
・クロ・デュ・ヴァル(Stags Leap District AVA )

リバモア・バレー
・ラス・ポシータス・ヴィンヤーズ(Livermore Valley AVA)
・ウェンテ・エステート・テイスティング・ルーム(Livermore Valley AVA ,Monterey AVA)
・ウッド・ファミリー・ヴィンヤーズ(Livermore Valley AVA)

 

旅程
1日目:(カナダ)カルガリー~サンフランシスコ~ナパ・バレー
2日目:ナパ・バレーのワイナリーでテイスティング
3日目:ナパ・バレー~リバモア・バレーのワイナリーでテイスティング
4日目:リバモア・バレー~モンテリー~サンフランシスコ

 

1日目:8月14日(水)
前旅程カナディアン・ロッキーでのドライブを終え、カルガリー国際空港からサンフランシスコ国際空港へ移動。今回一緒にワイナリーを巡る義父と空港で合流した。レンタカーでナパ・バレーへ向かい、ナパ・バレー・ホテル&スイーツ(Napa Valley Hotel and Suites)には夕方チェックインした。夕食はホテル近くのボウンティー・ハンター・ワイン・バー&スモーキンBBQ(Bounty Hunter Wine Bar & Smokin’ BBQ)でとった。

2日目:8月15日(木)
ナパ・バレーのワイナリーをテイスティングして回った。

朝食はオックスボー・パブリック・マーケット(Oxbow Public Market)の近くのモデル・ベーカリー(Model Bakery)でとり、ナパ・バレー・ワイン・トレイン(Napa Valley Wine Train)駅のギフトショップへ開店時刻に合わせて行った。12本用ワイン箱(12ドル)とダックホーン(Duckhorn:56ドル)のメルローを購入。義父もクインテッサ(Quintessa:175ドル)のレッドワインを購入した。

ギフトショップ
お土産ワイン

ここで1件目のワイナリーに向かうためにウーバーアプリを立ち上げると・・・1台もいなかった。どうやらリフト(Lyft)がカリフォルニアでシェアを広げていたようだ。幸い義父の海外SIMは電話番号付きで、リフトのアプリ登録に必要な認証コードをSMS受信できたので事なきを得た。

1軒目はヘンドリー・ワイナリー(Hendry Winery)。3つのAVAの境界付近に位置していて、多品種の栽培が可能なワイナリー。当初はブドウ栽培のみ営んでいて、モンダビ・ワイナリーやオーパス・ワンで使用されていたほどブドウの品質が高い。現在は自社ワインを生産している。テイスティングは1人30ドルで7ワインと2ワインおまけがついた。主に単一品種のワインを解説付きで飲み比べられるので、英語に抵抗がなければワイン初級者にはお勧めのワイナリー。お土産に、フラッグシップのジンファンデル(36ドル)とカベルネ・ソーヴィニョン(65ドル)を購入すると、3人分のテイスティングが無料になった。

ぶどう畑
テイスティング・メニュー
テイスティングの様子
お土産ワイン

2軒目はジョセフ・フェルプス・ヴィンヤーズ(Joseph Phelps Vineyards)。
カリフォルニアで最初にボルドータイプのブレンドワインを生産したワイナリー。フラッグシップのインシグニアは、自社農園最高品質のぶどう100%と、新品のフレンチオーク100%を使用している。テイスティングは1人85ドルと高めだが、異なるヴィンテージのインシグニア2ワインを含む全6ワイン。お土産にカベルネ・ソーヴィニョン(75ドル)と、義父がインシグニア(275ドル)を購入。

テイスティングの様子
テイスティング・メニュー
インシグニア
お土産ワイン

3軒目はクロ・デュ・ヴァル(Clos Du Val)。1976年のパリスの審判で赤8位、1986年のパリスの審判10周年企画で赤1位になったワイナリー。ウェルカムドリンクにスパークリングワインをいただいた。テイスティングは1人45ドル4ワイン。お土産にピノ・ノワール(65ドル)とシャルドネ(55ドル)を購入。

テイスティングの様子
テイスティング・メニュー
お土産ワイン

夕食は、ゴッツ・ロードサイド(Gott’s Roadside)で食べた。カリフォルニア・バーガーがお気に入りなのだが、赤ワインのタンニンで舌が疲れていたのか、アヒ・バーガーがサッパリして食べやすかった。ドラフトビールの泡も心地よかった。

08:30 モデル・ベーカリーで朝食
09:30 ナパ・バレー・ワイン・トレイン駅
11:00 ヘンドリー・ワイナリー
13:30 ジョセフ・フェルプス・ヴィンヤーズ
15:30 クロ・デュ・ヴァル
17:30 ホテル着
18:30 ゴッツ・ロードサイドで夕食

 

3日目:8月16日(金)
ナパ・バレーからリバモア・バレーへ移動し、リフトでリバモア・バレーのワイナリーをテイスティングして回った。

朝食はリバモア・バレーのホテル近くのホール・フーズ(Whole Foods)のデリでとった。野菜が充実しているので旅行中には有難い。お土産ワインを暑い車内に残しておきたくなかったので、チェックイン前だったがホテルのフロントに頼んで預かってもらった。

1軒目はラス・ポシータス・ヴィンヤーズ(Las Positas Vineyards)。ぶどう畑の眺めが素晴らしいワイナリー。初めて飲む品種のワインがあって新鮮だった。お土産にバルベラ(Barbera:38ドル)を購入すると、1人15ドル5ワインのテイスティングが1人分無料になった。

テイスティング・カウンター
テイスティング・メニュー
ぶどう畑
テイスティング・メニュー
お土産ワイン

2軒目はウェンテ・エステート・テイスティング・ルーム(Wente Estate Tasting Room)。リバモア最大のワイナリーであり、アメリカ最古の家族経営ワイナリー。どのワインもバランスが良かった。お土産にジンファンデル(50ドル)と、義父がピノ・ノワールのロゼ(Niki’s Pinot Noir Rose:30ドル)を購入。1人20ドル5ワインのテイスティングが1人分無料になった。

ワイナリー外観
テイスティング・メニュー
テイスティングの様子
テイスティング・メニュー
お土産ワイン

3軒目はウッド・ファミリー・ヴィンヤーズ(Wood Family Vineyards)。南米っぽい雰囲気のワイナリーで、ワイン名がスペイン語のものもあった。お土産にパラ・マス・アミーガス(Para Mas Amigas:30ドル)を購入すると、1人15ドル6ワインのテイスティングが1人分無料になった。

テイスティングの様子
テイスティング・メニュー

お土産ワイン

ホテルへ戻るには早かったので、向かいのビール醸造所オルタモント・ビア・ワークス(Altamont Beer Works)に入った。5種類選べるテイスティングセットは$14.16だった。

その後ハイアット・プレイス・ダブリン/プレザントン(Hyatt Place Dublin/Pleasanton)へチェックインして、向かいのレイジー・ドッグ・レストラン&バー(Lazy Dog Restaurant & Bar)で夕食をとった。

08:30 ホテルをチェックアウト
10:00 ホール・フーズで朝食
11:30 ラス・ポシータス・ヴィンヤーズ
12:30 ウェンテ・エステート・テイスティング・ルーム
13:30 ウッドファミリー・ヴィンヤーズ
15:00 オルタモント・ビア・ワークス
16:30 ハイアット・プレイス・ダブリン/プレザントンにチェックイン
18:30 レイジー・ドッグ・レストラン&バーで夕食

 

4日目:8月17日(土)
リバモア・バレーからモントレーまでドライブして、サンフランシスコのホテルに宿泊した。

ホテルをチェックアウトしてホール・フーズで朝食をとり、ウェンテ・ヴィンヤーズ(Wente Vineyards)へ向かった。前日行った場所はテイスティング・ルームだったが、こちらは広大なぶどう畑やレストランやゴルフ場があるワイナリーーだった。昔義父がテイスティングに来たことがある場所なので立ち寄った。

その後、前日訪問したラス・ポシータス・ヴィンヤーズに置き忘れたお土産ワインを取りに寄ってからモントレーへ向かった。

モントレーのフィッシャーマンズ・ワーフにはクラムチャウダーのレストランが集まっていて、各店舗のクラムチャウダーを路上で試食できた。

その後17マイル・ドライブという景色の良いドライブコースを走る予定だったが、あいにくイベント中で閉鎖されていた。

夕食はホテルから車で5分ほどのキンケイズ・フィッシュ、チョップ&ステーキハウス(Kincaid’s Fish, Chop & Steak House)でとった。飛行機が着陸する様子が見られる眺めの良いレストランだった。肉料理も魚料理も大変美味しかった。

09:00 ホテルをチェックアウト
09:10 ホール・フーズで朝食
10:20 ウェンテ・ヴィンヤーズ
14:30 モントレーのフィッシャーマンズ・ワーフ
19:00 キンケイズ・フィッシュ、チョップ&ステーキハウスで夕食
21:00 ホテルにチェックイン

 

感想
今回ナパ・バレーで訪問したワイナリーは、説明してくれるスタッフが付くところばかりだったので時間に余裕をもって回る必要があった。しかし希望する時間帯が満席で取れず、一部慌ただしくなってしまった。
リバモア・バレーのワイナリーは、バーのような自由な雰囲気でテイスティングができた。ナパ・バレーに比べてテイスティングもお土産ワインもお手頃で、お財布の心配をせずに楽しめた。ただし週末しか営業しないワイナリーが多いので事前確認が必要だった。

ナパ・バレーではSIMが繋がりにくい場所がありリフトを呼ぶのに苦労した。メーカーによって接続状況が異なるのかわからないが、義父のSIMの方が繋がっていたような気がした。

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