2024年4月:
毎年春に開催される「しがらき駅前陶器市」に行ってきた。以前から玄関に狸の焼き物を置きたいと思っていたのと、インテリアになるペットの水飲み容器を探していたので、観光を兼ねて行ってみた。
JRと信楽高原鐵道を乗り換える貴生川駅のホーム。信楽高原鐵道は交通系ICカードに対応していないので、ホームに設置されている自動改札機で精算する必要があった。知らないとうっかり通過しそこないそうなほど控えめに設置されていた。
車内は猫の作品で人気のリサ・ラーソンのキャラクターでデコレーションされていた。今年は同じ時期に展示会が開催されているようだった。
信楽駅に到着。乗降するホームの反対側にはたくさんの狸が並んでいた。ちなみに信楽高原鐵道はディーゼル列車なのだそうだ。言われてみれば電線がない。
信楽駅の改札口でも狸がお出迎え。
「しがらき駅前陶器市」はとても賑わっていた。地元の食品も販売されていたので、私たちは地元産の蕎麦で腹ごしらえをした。
付近のギャラリーショップや窯元も見て回った。現代的なデザインの陶器を販売しているギャラリーもあった。途中、電動自転車に乗っている観光客を見かけたが、レンタサイクルした方が楽だったかもしれない。
今は使われていない登り窯。昔はこのような設備で陶器を焼いていたようだ。この登り窯を保存している併設の窯元兼喫茶店に立ち寄った。冷たいコーヒーも熱い紅茶も陶器の器で出てきた。喫茶エリアには陶器のアートが並べられていて、静かで落ち着ける雰囲気だった。
散策を終えて「しがらき駅前陶器市」に戻った。陶器の狸はバックパックにぎりぎり入る大きさの物を購入した。水飲み容器は、序盤に目をつけていた駅近の陶器店で購入した。
散策中に訪問した窯元の中に、スターバックスご当地マグカップを作っている所があり、同じものが展示されていた。夫が一目で気に入ったのだが、窯元では販売できないとのこと。鉄道の乗り換えが少々面倒だったが、スターバックス甲賀水口店へ行き、マグカップを2つ購入した。エントランスの狸が両手に持っている物の縮小版で、狸のお腹の形をした個性的なマグカップだ。